(あさ開観光課 照井未来さん)
「年に一度、新米で作られた新酒が解禁になると青々とした杉玉を吊るす」

緑から茶色に色が変化する過程が酒の熟成具合を現す、スギの葉で作られた杉玉です。現在の色は焦げ茶色。熟成が進んでいる証拠です。
10月ごろには今年の新酒の仕込みが始まります。

あさ開は現在、20代から30代の若手が酒造りや販売を支えています。
(照井未来さん)
「直接おいしいよとか楽しかったとか来てよかったという言葉を聞くたびに、あさ開にいてよかったと思う」

およそ15年間提供が続くソフトクリームも当時の若手が中心となり、どんな世代からも愛される酒蔵を目指して開発しました。
そのチャレンジ精神は今の若手にも受け継がれています。

(照井未来さん)
「直営店限定酒はそろえている方かなと思いますし、ソフトクリームなんかはここに来ないと買えない濃厚なソフトクリーム。受け継いでいく伝統をしっかり守りながら、そしてさらに新しいことにチャレンジする若い方がもっと来ていただけるような蔵を目指していきたいと思っている」

大吟醸ソフトクリームは、150年を超える酒蔵の伝統 と若手の挑戦への熱意が融合した商品でもあります。
立秋が過ぎ、暦の上では秋ですが、まだまだ暑い日もありそうなこの時季に味わってみるのはいかがでしょうか?