そして南砺平高校の出番です。

(長谷英里子さん)
「みなさんに拍手をもらえてすごくうれしかった。私たちが楽しんでいる舞台をみなさんにも楽しんでいただけたと思う。心の底から見ていると涙が出てくる。それだけ郷土芸能は人の心を打つものなんだなと思う。岩手も富山も今まで地震とか災害に遭っているので、お互いに手を取り合って復興に向けてがんばっていければと思う」

イベントは大盛況で、大役を務めた実行委員のメンバーも胸をなで下しました。

(三上泰知実行委員長)
「大変なことが多かったが、地域のため、復興支援を頭に入れていたから乗り越えることができた。思いの交流の場になった。こういう機会を作れてよかった」

会場では募金も行われ集まったおよそ8万円と協賛金の残りを合わせたおよそ20万円が能登半島地震の被災支援に活用されます。

郷土芸能がつないだ2つの地域の高校生たちの絆はこれからも続きます。