オヤマが唐揚げの販売を始めたのは、今から46年前。惣菜を扱う食品センターの1978年の設立までさかのぼります。今でも変わらないというレシピを当時考案したのは、小山さんの祖母、良子さんです。レシピには、自社で生産する鶏肉のおいしさを多くの人に伝えたいという思いが込められていました。

より多くの人においしい鶏肉を届けるため、来年春には「オヤマ」の新工場が完成する予定です。

(オヤマ 小山 雅也 専務)
「我々も今まで図面しか見ていなかったが実際のものを見ると圧倒されますね」

鉄骨2階建て、延べ床面積1万7000平方メートル。最新機器も導入し、鶏肉の処理数は、これまでの倍以上の1日8万羽となります。

(オヤマ 小山 雅也 専務)
「唐揚げはたかが唐揚げだが、それらの製造を保証する一つのアイテムになる」

からあげグランプリ最高金賞受賞の室根からあげ。その魅力の裏には鶏肉の品質への自信と、おいしさを多くの人に伝えたいという思いがありました。