
その後の被告人質問で、五十嵐被告は下記のように話しました。
■五十嵐被告への被告人質問
<弁護人とのやりとり>
・(性被害は、どこで?)主に車の中、あとはラブホテル
・自分が苦しんだことについて、先生に考えて欲しい気持ちがあった
・「自殺して欲しい」とかは思ってない
・(金の配分は?)小田桐被告にはガソリン代、子どもたちのお菓子代として1万円
・(2022年に再度、電話した時のやりとりは?)「もう、うちにはお金はないぞ。心臓の手術代も渡したんだから」と
・(2023年になって、また電話の理由は?)ジャニーズの性加害問題が頻繁に出るようになって、辛くて…(泣き出して声にならず)
・小田桐被告が電話すると、野澤被告が「おまえは(親族を)殺した」などの暴言
・それを謝らせたい、病院に行きたい気持ちをわかって欲しくて家に
・(野澤被告側も辛く、圧力を受けたのを理解?)できます。本当に酷いことをした。小田桐被告も巻き込んでしまった
<検察とのやりとり>
・(性行為は強要された?)強要されてないが、子どもだったので大人の圧があった。断れないような…
・(同意はしてた?)私からしたら不同意ですけど、怖くて言えなかった
・(性被害のフラッシュバックとかは、いつから?)鮮明に覚えてないが、30歳すぎてから。酷くなってきたのは、40歳を過ぎてから
・(当時、嫌な気持ちは?)家に帰って泣いていた
・(車で送迎してもらってた?)頻繁ではないですけど、片道1時間かかるので
・(嫌な先生に送り迎えは嫌じゃない?)本当に矛盾しているなと思います。“足”に使っていたという感じ
・(心筋梗塞で入院時、連絡とって見舞いに来てもらってますよね?)先生も心臓の病気があったので
・(その時、フラッシュバックはない?何とも思わなかった?)すいません…
・(30歳前後に精神科を受診、フラッシュバックは相談しなかった?)恥ずかしくて、言えなかった