
現場のコースの通行規制は、午前10時40分~午前11時45分…その後の警察の調べで、事故は、通行規制の時間内だったものの、規制終了が迫る中で発生していたことが特定されています。
・警察への通報 午前11時51分
・消防への通報 午前11時43分
・事故発生 午前11時37分

事故車を運転の63歳の男性は、警察に対し「吹上温泉に向かうため、規制前だったので、そのまま通行した。現場近くの駐車場で、レースを見た」などと話しているということです。
一方、大会を主催、運営する公益財団法人「ツール・ド・北海道協会」は、現場のコースについて「監督会議などで片側のみの走行を通達し、反対車線は車両の通行を規制していた」と説明。

山本隆幸理事長らが19日午後、初めて開いた会見でも、それまでと同様の説明をした上で、肝心の通行規制のコースに車が入った状況、五十嵐選手が反対車線にはみ出した原因などは「調査中」をくり返しました。

また、五十嵐選手が所属の中央大学チームの監督、選手に対しては、葬儀が16日だっため、詳しい聴き取りなどはしていないということでした。