渓口さんは、子どもたちに「いざという時」は、大人の判断を待たずに、自分で考えて行動できる人になって欲しいと考えています。
 広島の出来事を、自分事として考えることで、もしも、戦争やミサイルの危険にさらされた場合、どのように身の安全を守るのか、自分で判断して行動できるようになってほしいという思いが込められています。

 渓口さんの「広島の授業」を何度も受けている支笏湖小の6年生は、夏休みに、広島の原爆資料館に足を運んだり、インターネットで調べたりと、既に行動を始めているそうです。