海面上昇がもたらす未来 地球温暖化対策への課題
気象庁によると、世界の海面水位は1901年から2018年の間に約20センチ上昇しました。南太平洋の島国などではすでに浸水被害が発生しており、日本でも高潮などの際に被害が拡大する懸念があります。

JAXA(宇宙航空研究開発機構)の海面上昇シミュレーターによると、トッテン氷河がすべて解けて海面が4メートル上昇した場合、札幌市では丘珠空港付近まで浸水エリアが広がります。

仮に南極大陸の氷が全て解けた場合、海面は約60メートル上昇し、北海道本島は札幌から苫小牧を境に分断され、札幌市街地のほぼ全体が海に沈む計算になります。
青木教授は「行動が制約されたコロナ禍の暮らしをしても地球温暖化は止まらないところまで来ている」と指摘し、温室効果ガスの排出削減に一人一人がさらに取り組む必要性を訴えています。
観測船「しらせ」が届けてくれた南極からの警告に耳を傾け、私たちの行動を変えていくことが求められています。







