暴行動画「何だその目、文句あるのか」に町議は「私に聞こえる?」
私たちは間髪いれず暴行の動画を見せた。
動画音声「何だその目、文句あるのか、言ってみろ、したら」
日が暮れ始めた農場で、スマートフォンから流れてくる動画の音声が響く。
記者「この声は?」
町議「最初からちょっと見せてください」
町議は否定するだろうと思ったら、動画を最初から見たいと言った。最初から再生する。
動画音声「わからんか、この野郎、ちょっと来い、来いって教えてやっから、来いって教えてやっからほら…」
ミャンマー人男性の胸倉をつかんで倉庫の外に引きずり出す場面で動画を止める。
記者「声は(町議)さんですよね」
町議「さ~わかんない。私に聞こえるかい?」
町議はこちらの反応を確かめているようだ。私の目の前で冷静に話すその口ぶりは、動画や音声でそれまで散々聞いた怒声とは印象が違う。
町議「うん、私もこういう声してるから、別に何もつけているわけでないし…」
町議は、遠回しに動画の声の主と自分は違うと主張しているようだ。町議は私たちに対して、極めてゆっくりと冷静に話そうとしている。
町議「これ相手だれさ…それがわからんというなら、それなら…」







