上下分離方式とは

今回話題となっている『上下分離方式』ですが、列車の運行などの『上』をJRなどの鉄道事業者が行い、『下』の線路や施設などの維持・管理を自治体が行う方式です。

JR北海道は、『単独では維持が困難』として、『地元の負担』を前提に鉄道の存続を目指す路線、『黄色線区』8区間について、この『上下分離方式』の検討を一部の自治体に提案したということです。
取材した北海道大学大学院の岸邦宏教授は、「上下分離の『下』の部分を沿線の自治体が負担しようにも財政が厳しい自治体が多い。札幌市民なども恩恵を受けているので、北海道全体で鉄路を維持する仕組みが必要ではないか」と見解を述べていました。

また、別の視点として「鉄道の役割は旅客だけでなく、農作物など食料の運搬や、有事には自衛隊の物資輸送もある。『食料安全保障』や『国防』などの観点も踏まえて、国全体で鉄道の必要性を考えるべきではないかと話していました」

関係者によりますと、JR北海道は『上下分離方式』の案を近く公表するとみられています。










