6日夜、建設中の北海道新幹線の「札樽トンネル」で、トンネル坑内に土砂が流入し、掘削工事を中断していることがわかりました。

鉄道・運輸機構によりますと、6日午後7時ごろ、北海道小樽市春香町の地下約200メートルの「札樽トンネル」石倉工区で、掘削面や天井などの土が崩落し、トンネル坑内に土砂が流入しました。

掘削後の土砂の搬出作業中に、作業員が気付いたということです。

この土砂流入によるけが人はなく、流入量は数百立方メートルとみられています。

一般的には、土砂流入は軟弱な地盤で起きることが多いものの、今回の掘削現場には当てはまらず、原因はわからないということです。

このため、掘削工事を中断し、地上部の影響も含め調査しているということです。

鉄道・運輸機構は、現在、トンネル坑内の監視をするとともに、土砂流入防止の応急対策を検討していて、掘削工事再開のめどは立っていません。

小樽市朝里川温泉付近から札幌市中央区までを結ぶ「札樽トンネル」は、全長約26.2キロメートルの北海道新幹線で3番目の長さのトンネルで、6つの工区に分けて工事が進められています。