弁論を終えた池上さん「人のために役立つハンターでいたい」

北海道猟友会 砂川支部長 池上治男さん(76)
「弁論の場で、短い時間だけども言いたいこと、大事なことを言ってきたつもり。私の信念である人のためにということ、銃を持った以上は人のために役に立つようなハンターでいたい。今日の弁論があったことで、多くの人がある程度理解をしてくれていると思う」

被告の北海道側「危険性の過小評価は許されない」上告棄却求める

世永聖奈キャスター)
池上さんの裁判をめぐっては、ほかのハンターの間でも「自分も発砲の際に責任を問われかねない」との懸念が広がっていて、最高裁判決は、駆除の在り方にも関わってきそうです。

堀内大輝キャスター
最大の争点は「自治体の依頼で出動し、バックストップがあると判断して発砲した池上さんに対し、猟銃の所持許可の取消が、重すぎるかどうか」です。

池上さんの側は「高裁判決は、ハンターの公務としての性質や許可取り消しの影響を十分に考慮していない」などと主張。処分の取り消しを訴えました。

一方、道の側は、「ヒグマ駆除の場合でも、危険性の過小評価は許されない」などとし、上告の棄却を求めました。

世永キャスター)
最高裁の“弁論”は、かなり珍しいということですが、全国でクマの問題が相次いでいることも影響しているのでしょうか?

堀内キャスター)
元札幌地裁の裁判官でもある内田健太弁護士に聞きました。