《11日夜から日本海側を中心に荒天》

　北海道付近の上空5000m付近には－42℃以下と、ひと冬で数回程度しか入らない強い寒気が流れ込み、日本海側を中心に荒れた天気で、ドカ雪になる恐れもあります。

・予想降雪量（11日午後４時時点）
　11日午後６時から12日午後６時までの24時間で多い所
　　日本海側北部　50センチ
　　日本海側南部　50センチ
　さらに、12日午後６時から13日午後６時までの24時間で多い所
　　日本海側北部　40センチ
　　日本海側南部　40センチ

日本海側では、11日夜遅くから12日夜遅くにかけて、大雪や吹雪、吹きだまりによる交通障害に十分注意して下さい。

冬型の気圧配置がさらに強まった場合には、警報級の大雪や暴風雪になる恐れがあります。

大雪に特に注意が必要になる地域は、石狩湾周辺や留萌・深川方面になりそうです。

札幌では12日午後６時までの24時間で30センチ前後の大雪になり、12日朝から雪かきが大変となりそうです。

千歳方面にかけてもまとまった雪の降る可能性があるため、鉄道や空の便など交通への影響に注意し、12日は早めの準備を心がけて下さい。また、沿岸を中心にふぶいて、見通しが効かなくなる恐れもあります。

車での移動はスコップやスノーヘルパー、牽引ロープ、防寒着など、しっかりとした準備をしておきましょう。