陸上自衛隊旭川駐屯地は、53歳の1等陸曹が後輩隊員を指導するときに鉄帽でたたいていたとして、停職1か月の懲戒処分を行ったと発表しました。

11日付で停職1か月の懲戒処分を受けたのは、旭川駐屯地・第2高射特科大隊の53歳の1等陸曹です。

旭川駐屯地

陸上自衛隊によりますと、1等陸曹は2022年4月21日、訓練場で訓練をしていた後輩隊員を指導するときに、鉄帽でたたく暴行を加えたということです。

後輩隊員が部隊に報告して事案が明らかになりました。

旭川駐屯地

聞き取りに対し、1等陸曹は「後輩隊員の態度に立腹した」と話しているということです。

懲戒処分を受けて、第2高射特科大隊の歳谷賢司2等陸佐は「この度の事案は判明した事実に基づいて厳正に対処いたしました。今後はこのような事案を生起させないよう指導を徹底して参ります」とコメントしています。