大規模改修が検討されている札幌の顔、大通公園について、札幌市は20日、専門家からアイデアを募る会議を開きました。

最後の再整備から30年が経った札幌の大通公園。

施設の老朽化や求められる機能の変化から、札幌市が大規模な改修を検討しています。

20日は子どもの遊び場を増やしたり、電力や水道設備を設け、イベント会場としての機能を高めたりするといった札幌市の「たたき台」に大学教授などの専門家から意見を募りました。

札幌市 小泉正樹建設局長
「これまで育まれてきた大通公園の価値を継承し、さらに魅力ある活力あふれる空間として発展させたい」

専門家からはスケートボードができる場所を新たに作るなど、若者が集まれる場所が必要という意見や、地下歩行空間と連動した再整備が必要ではないかとの意見もありました。

札幌市は、専門家の意見を聴く会議を複数回開き、2026年度中に改修の基本計画を作る予定です。