19日、札幌市豊平区羊ケ丘地区で、ヒグマの目撃情報がありましたが、札幌市の調査で、20日午前、ヒグマの足跡が見つかったことがわかりました。

札幌市によりますと、19日未明、豊平区羊ケ丘で、近くの住民から、ヒグマの目撃情報がありました。

また、19日夕方には、豊平区羊ケ丘の森林総合研究所の敷地内に足跡があったと連絡があったということです。

ヒグマの足跡(20日撮影 札幌市豊平区羊ケ丘 札幌市提供)

札幌市が、20日午前10時ごろから付近の調査を行ったところ、森林総合研究所の敷地内で、雪の上に幅11センチのヒグマの足跡が見つかりました。

ヒグマの大きさはわかっていませんが、1頭とみられています。

ヒグマの足跡(20日撮影 札幌市豊平区羊ケ丘 札幌市提供)

札幌市によりますと、この周辺の住宅街では、直近でクマの目撃情報はなく、近くには羊ケ丘展望台や大和ハウスプレミストドームなどもあることから、市民に注意を呼びかけています。