北海道胆振地方の住宅に侵入し、就寝していた10代の少女の上半身を触るなどしたとして、13日、29歳の中学校教諭の男が逮捕されました。

住居侵入と不同意わいせつの疑いで逮捕されたのは、苫小牧市に住む中学校教諭・中川裕貴容疑者(29)です。

中川容疑者は、10月6日、午前2時頃から午前3時頃までの間、北海道胆振地方の一戸建て住宅に侵入し、就寝していた10代前半の少女の上半身を触るなど、わいせつな行為をした疑いが持たれています。

警察によりますと、中川容疑者は玄関ドアから侵入したとみられ、同居の家族は就寝していて気付かなかったということです。

朝、少女の親が「娘がわいせつな被害にあった」と警察署に通報し、事件が発覚。警察は、13日、容疑が固まったとして中川容疑者を逮捕しました。

中川容疑者は少女と面識があり、警察の調べに対し「間違いありません、無断で入り触りました」と話し容疑を認めているということです。

中川容疑者は、7日、胆振地方の40代の男性の住宅に侵入しようとした疑いでも逮捕されていて、警察が余罪を捜査していました。

警察は犯行に至ったいきさつや動機を調べるともに、さらに余罪がないか捜査を進めています。