22日午後、北海道帯広市の飲食店で代金を支払うつもりもないのに飲食したとして、58歳の男が逮捕されました。

詐欺の疑いで逮捕されたのは、住所や職業が自称の帯広市に住む無職の58歳の男です。

男は22日午後3時すぎ、帯広市西2条南9丁目の飲食店で、代金を支払う意思も能力もないのにコーンバターや、生ラム、120分の飲み放題など5933円分を飲食した疑いが持たれています。

警察によりますと、男は飲食後、現金を持っていないことを店員に申し出たということです。

店員が「飲食した人が全くお金を持っていない」と110番通報し、駆けつけた警察官がその場で男を逮捕しました。

警察の調べに対し、58歳の無職の男は「どうしようもなくお腹がすいていた。好きなものを飲み食いしたかった」と容疑を認めているということです。

当時、男の所持金は160円ほどで、警察は余罪の有無などを調べています。