6月、北海道夕張市の駐車場で、知人男性の腕をバールで殴ったり、数十回拳で顔を殴ったりしてけがをさせたとして、36歳の会社員の男が逮捕されました。

傷害の疑いで逮捕されたのは江別市に住む会社員の男(36)です。

男は、6月12日午後7時すぎ、夕張市内の公共施設の駐車場で、52歳の知人男性の腕をバールで殴ったり、数十回拳で顔を殴ったりしてけがをさせた疑いが持たれています。

警察によりますと、2人は知人同士で、男は、被害男性の頭を足で踏みつけたり、数十回腹を蹴ったりもしたということです。

男性は目の周りの骨や肋骨を折るなど、全治2か月の重傷です。

約2か月後の8月4日、被害にあった男性が警察署に相談をしたことで事件が発覚。

10月9日、容疑が固まったとして、警察は男を逮捕しました。

警察の調べに対し、男(36)は暴行の事実を認めた上で「お互いに殴りあったんだ」と話し、容疑を概ね認めているということです。

また、バールについては「護身用に持っていたもの」と説明しているということです。

警察は2人の間にトラブルがあったとみて、事件の経緯を調べています。