北海道各地でクマの出没が相次ぐなか、9日朝、札幌市西区と砂川市でクマが駆除されました。

うなり声をあげて威嚇するクマ。9日午前6時ごろ、砂川市内に設置した箱わなに、クマ1頭が捕獲されているのを猟友会のハンターが見つけました。


猟友会によりますと、クマは体長約1.7メートルのオスで、連日、市街地に出没していた個体とみられています。

さらに午前8時には市内の別の場所で、体長約2メートル、体重200キロほどのオスが捕獲されました。



一方、札幌市西区西野でも午前6時半ごろ、箱わなにかかった体長約1.5メートルのメスのクマ1頭が駆除されました。

西区西野では複数のクマが出没を繰り返していて、市は引き続き、公園3か所と「西野市民の森」を閉鎖しています。