8日午後、北海道礼文町の遺跡発掘現場で、土砂が崩れ作業員3人がけがをしました。
事故があったのは、北海道礼文町香深村カフカイの遺跡発掘現場です。
8日午後1時20分ごろ、作業関係者から「発掘現場でけが人が出ている」と警察に通報がありました。
警察と消防によりますと、8日午前11時ごろ、道路拡張工事に伴う遺跡発掘調査中に、掘った穴の壁が崩れ、穴の中で作業をしていた20代から40代の女性作業員3人が、土砂に巻き込まれたということです。
3人のうち、40代の女性2人が病院に搬送され、このうち1人は足を骨折する重傷です。
消防によりますと、現場では、けがをした3人を含む複数人で道路に穴を掘って遺跡を発掘する作業をしていたということで、3人は土砂崩れから逃げ遅れたとみられています。
警察が事故の原因を調べています。