8日夜、札幌のすすきののビルの通路で、知人男性を懐中電灯で殴り、重傷を負わせたとして、48歳の男が逮捕されました。
傷害の疑いで逮捕されたのは、札幌市西区に住む自称飲食店経営の男(48)です。
この男は、8日午後8時10分すぎ、札幌市中央区南5条西4丁目にあるビルの1階の通路で、50代の知人男性の顔をグリップ付きの警棒型懐中電灯で複数回殴り、左の頬の骨を折る重傷を負わせた疑いが持たれています。
現場を目撃した人から「男2人が殴り合っていて血が出ている」と110番通報を受け、警察官が駆けつけると、もみ合っている男らを確認しました。
事情を聞いたところ、傷害の疑いが発覚したため、男を逮捕しました。
警察の調べに対し、自称飲食店経営の男(48)は「ライトで叩いたことは間違いありません」と容疑を認めているということです。
警察によりますと、2人は数年来の知人とみられますが、事件当時、一緒に行動していたわけではないということです。
警察は、凶器となった懐中電灯は誰の持ち物なのかやトラブルに発展した経緯について、調べを進めています。