事故後、調査に入った運輸安全委員会が注目した現場があります。

「鷲ノ木(わしのき)道路踏切」です。

藤田記者(16日午後1時過ぎ)
「こちらは、脱線した貨物列車が通過した踏切です。真ん中に大きな穴が開いていて、踏板などが散乱しているようすがわかります。レールを辿っていくと、まるっきりなくなってしまっているんですね。欠損してしまっています」

 運輸安全委員会 西本正人鉄道事故調査官
「いまの段階では、この辺りから脱線は始まった。レールが折れている状態になっている。それと脱線が関連あるか含めて“なぜ折れた”“いつ折れた”を含めて今から調査をしていく」

「鷲ノ木道路踏切」があるのは、貨物列車の後方、約600メートルの地点。

脱線の後は、この踏切のあたりまで続いていました。

そして、踏切内のレールには「1メートル以上の破断」と「幅1センチの破断」が2か所、見つかっています。