■《「もんすけ調査隊」が知床の海から見た現場は?》

まずは、港で船をチャーターすることに…。果たして、ソーラーパネルの設置予定地とは、どんな場所なのか?

ウトロ漁港から船でおよそ2時間…その現場は、文吉湾の近くにあった。

調査員
「ありました!ありました!工事予定地に新しいプレハブが建っています!その後ろには、資材が積み上げられています。工事に使うものでしょうか?数々の重機も置かれています」

ソーラーパネルの設置予定地近くでは、すでに工事の準備が進められていた。

現場の状況を、詳細に確認するため、ドローンを飛ばし、さらなる調査を試みた。

大きな2階建てのプレハブ棟の裏には、小さなプレハブが3棟建っていた。

そして、ブルーシートを架けられた資材や、使用目的は不明だが、何らかの機材が置かれている。

さらに高さ30メートルほど、高低差は、10階建てビル相当する「坂」には、なんとも物々しい雰囲気が漂うレールが敷かれていた。その距離は、およそ130メートルに及ぶ。

ただ、ソーラーパネルそのものを設置する予定地には、まだ何も建てられていない状況が確認できた。それには、こんな背景があった。