菊独特の香りや苦みをいかした、新しいクラフトビール。
東京のメーカーとタイアップして、ビールづくりが始まりました。

ビールの元になる麦汁(ばくじゅう)の釜に、大量のつま菊を投入。
2か月の醸造で菊の風味がビールに合わさります。
そして、もう一つ大切なのが商品名とラベル。
担当したのは学生時代にデザインを学んだ地元商工会議所の水野さん。

(蒲郡商工会議所 水野祐利さん)
「満天の星空をイメージしたデザインになっています。つま菊が力強く育っているシーンを、何度も思い浮かべてデザインしました。とても完成が楽しみです」
そして、できあがったビールの完成披露会。

小さな丸いつま菊を、満天の星に見立てたその名も…。
「クラフトビールの名称は『星畑(ほしばたけ)!」
つま菊農家応援の旗振り役でもある市長も出席、その味は?
(蒲郡市 鈴木寿明 市長)
「爽やかでコクと苦味があって、菊のうまみが出ているんじゃないかな。蒲郡に『このビールあり』というふうに『星畑』がなってくれるといいなと」

そして、あの大竹さんは。
(三河温室園芸組合 大竹一郎さん)
「うまい。何とか第1弾で『うまい』という声を聞いて。第2弾を頼んで、何とか蒲郡市内で販売するところを見つけて、売れるようにしていきたいです」
「添え物」から「味の主役」に。
地元が一体になって、つま菊を盛り立てるプロジェクトの今後に期待です。










