南海トラフ地震「臨時情報」を知っていますか?

(飛田センター長)
まず一つ津波について申し上げると、南海トラフ地震の「臨時情報」ということを意識していただきたいです。これは南海トラフ地震は非常に大きいので、起こり方も様々で、一部が先に起こるということもある。

その後に、残りが動くということがあるので、そのときにまた、津波が来る可能性がありますから、こういう臨時情報を得て、事前避難をするということも必要なることがある。これは今、名古屋市でも、それから愛知県の自治体でも情報を出してますので、確実にご覧いただきたい。

約6時間後

その上で、先ほどのように場所によって被害が違いますから、ハザードマップのような、市町村が出している情報をきちんとご覧いただいて、ご自分のいらっしゃる場所の特性、それから被害の特性、そういったものに関してよく理解していただいて、事前の対応と、それが起こったときの素早い行動といったものを改めて確認いただければいいと思います。

〇 南海トラフ地震臨時情報
南海トラフ沿いで異常な現象が観測された場合や、地震発生の可能性が相対的に高まっていると評価された場合に気象庁から発表される情報で、南海トラフ巨大地震につながる可能性があるのかどうか調査を始めたことなどを伝えるもの。

【名古屋大学減災館】(名古屋市千種区不老町)
開館:午後1時~4時(入場は3時半まで)。無料(5人以上は要予約)
休館日:日、月、火、最終土曜、祝日、年末年始、年度末・始、お盆(原則)