物事の核心に迫る「大石が聞く」。

今回は、ワクチン接種直後にアナフィラキシーを起こし、その後、全身の強い倦怠感に苦しむ女性です。

症状が治まらないまま2年がたった今を取材しました。

大阪府内に住む30代前半の女性。
一緒に歩いている間にもひざから突然力が抜け、歩くこともままなりません。

(大石アンカーマン)
「いま歩いてらっしゃいましたけど、歩くのもしんどいんですか」

(女性)
「急に力が抜けて、あのままこけたりもよくあって、こけて起き上がれない時もあります」

こうなったのは、2年前の「あの日」から。

2021年6月、東京の大規模接種会場で、モデルナ社の新型コロナワクチンを接種した女性。

その直後、身体に異変が…

(女性)
「1回目(接種後の)待機中、13分後に溺れるような苦しい感じになって むせて、頭も痛いし 気持ち悪いし 目も回るし、全身麻酔を打たれたような感覚になって、そのまま病院の救急室に運ばれて、結果アナフィラキシー」

命の危険もある急性アレルギー反応「アナフィラキシーでそのまま3日間入院。すぐによくなる…そう思っていましたが…

(女性)
「スポーツもしてましたし、自転車で通勤してましたし。普通に家にほとんどいないようなアクティブなタイプだったので、それがその日からガラッと変わって」

(大石アンカーマン)
「ワクチンを打つ前と打った後で、生活、そして身体、全部変わっちゃったんですね」

(女性)
「全部変わりましたね」