白黒パッケージに変更 カラーとの違いは?
では、なぜパッケージを白黒にするのか。印刷インキ工業会に聞きました。
インクの原料は大きく3つで「顔料・樹脂・有機溶剤」。顔料は着色、樹脂は印刷に定着、有機溶剤は印刷しやすくする働きがあります。これらはいずれも“ほぼナフサ由来”だそうで、特にいま「有機溶剤」が塗料メーカーや接着剤メーカーで取り合いになっているとのことです。
白と黒のインクは顔料がナフサ由来ではありませんが、ほかの色と同様、有機溶剤が必要で、この2色だけ「手に入りやすい」というわけではありません。狙いは“色を絞る”ことにありました。
食品パッケージはインクは1色ごと熱風を当てて溶剤を乾かしていく工程があります。使う色が2色だけなら、材料を減らすことはもちろん、この乾かす工程を減らせるので、燃料費の節約にもつながります。白黒パッケージの狙いは、手に入りやすい材料を使うと言うより、原料を絞ることによってコストを下げることだろうと話していました。














