「5月を乗り切れるか」 シンナー不足で塗装業者は悲鳴

ナフサショックの波は、どこまで押し寄せているのか?私は、政府が「ある」と言ってはばからない「シンナー」の実情を調べた。

高市総理は4月16日の中東情勢関係閣僚会議で、「シンナーメーカーからの出荷量が回復、解消に向かいつつある」と胸を張っていた。しかし、現場から聞こえてくるのは「ない」との声。果たして、シンナーは平常通り流通しているのか?

こうした石油製品の製造過程はよく川に例えられるが、まずは川下の塗装業者から取材した。外壁やサッシなどの塗装を手がけている丸武塗装(名古屋市西区)の現場に足を踏み入れると、シンナー独特の鼻をつく匂いがし、奥にはシンナーや塗料の一斗缶がズラリと並んでいた。