専門家「前の状況に戻るのは困難」

専門家に聞いてみると…

(明海大学 小谷哲男教授)
「少なくとも(イランが攻撃された)2月28日以前のように、“自由に安全にホルムズ海峡を通る”というところに戻ることは長期的に難しい。少なくとも数年間はおそらくない」

(大石邦彦アンカーマン)
「原油の調達先は、アメリカの割合が増えてきた。アメリカの原油を調達できるということになれば、エンジンオイルなど潤滑油の品薄は解消される?」

(小谷教授)
「一定程度、今の状況を改善していくことはできる。ナフサについても、アメリカはナフサを使わず むしろ余っている。アメリカからナフサが入ってくれば、供給も安定していくのでは」

しかし、アメリカから原油などを調達できたとしても、気になるのは価格。

(小谷教授)
「原油の“質”がアメリカ産のものと中東産のものとは違うので、日本に持ってきて生成する時にコストがかかってしまう。大きなタンカーで運ぼうと思うと、かなり大回りの喜望峰を回るルートになっていまうから、やはり時間もコストもかかる」