ミキの昴生と亜生がMCを務める、全国の道に特化したバラエティ番組『道との遭遇』。今回は、全国800か所以上の道を巡ってきた道マニア歴19年の石井あつこさんが、埼玉県にある森林鉄道跡を巡り歴史を紐解きます。

廃線跡から人々の営みを紐解く!森林鉄道「入川森林軌道」の歴史

石井さんが訪れたのは、埼玉県秩父市(ちちぶし)。

(道マニア・石井あつこさん)
「レールが現存している森林鉄道の一つ『入川(いりかわ)森林軌道』を訪ねたい。行くのは20年振り」

廃線になる前には、銭湯やパチンコ屋さんなどの娯楽施設があったという噂があり、その痕跡を見つけたいとのこと。国道140号から分岐する道から、かつてあった森林鉄道「入川森林軌道」の廃線跡を目指します。

(道マニア・石井あつこさん)
「森林軌道が現役の頃の地形図を見ると建物を示す記号があるので、軌道の工事にかかわった人がこの辺に集まって居住していたんじゃないかなと」

分岐してすぐのところに民家の跡が。その先は関係車両以外入れませんが、登山道として開放されているとのことで、石井さんは突き進みます。