買い取り未経験の“外商員”が鑑定士に⁉

(コメ兵 教育企画部・寺田洋平さん 2025年7月)
「動かす場所は査定しながら全部動かしてください。通りが悪い、ストラップの金具が壊れているとか」

オープン前、コメ兵の鑑定士による買い取りのレクチャーが開かれていました。

(寺田さん)
「(ニセモノのポイントは)“におい”。(ニセモノは)化学的な染料の安いにおい、鼻にツンとくるような」

本物とニセモノの見分け方や、商品のどこに注目するのかなど、鑑定士の「プロの目や嗅覚」が求められます。

(MEGRUS 松坂屋名古屋店・佐々木勝さん)
「革のにおいではなく薬品臭がする」

佐々木勝さん。長年営業の花形、外商員を務めてきた販売のプロ。特別な顧客に高級品を売ってきましたが、買い取りは未経験。

しかし、ニーズがあることは知っていました。

(佐々木さん)
「お客さまから買い取りできないの?という問い合わせをいただいたこともあった。(鑑定士に)立候補した」

外商員時代の佐々木さん