製造時にできる少しの“ズレ”が値段に影響?
(ポケモンカード投資家 レ坊さん 35歳)
「海外の人が日本のカードを買う上で、“状態”がわからないのがネック。鑑定で10点という証明がとれれば、世界で共通認識として“状態”が担保される。コレクターは、よりきれいなものが欲しいのでより高く売買される」
10点がとれれば、売値が何倍にもなると語るレ坊さん。より状態のいい10点が取れるカードを探しますが…
(ポケモンカード投資家 レ坊さん 35歳)
Q.何を見ている?
「センタリングを見ている。こっちだとめっちゃ狭いけど、こっちは太い。こっちは均一だと思う。微妙な差なんですけど、ここを見てからの状態確認」

まったく同じように見える2つのカードですが、一方のカードの枠は、両側の枠の太さが違い、絵柄が中央に来ていません。製造時点でできるちょっとしたズレですが、この少しの違いが、点数を左右するのだといいます。
このカードは、10点なら相場は6万円ほど。1枚で1万円の利益が見込めます。

続いて、目を付けたのが…
「『フシギバナ』を見ています。鑑定に出す上で“連番”(進化)が大事になる。これは進化の3連番になっていると、結構価値が高くて、いまフリマサイトで約4万円で売買されている」
合計で1万円ほどのカードも、鑑定付でセットなら価格は4万円にアップ。


このあと1時間以上カードを探しましたが、購入したのはたった3枚。お会計は3枚で5万9760円。この3枚で7万円ほどの利益が見込めるといいます。