「多い人は7000枚、8000枚」の書類を提出
審査はどう行われているのか、現場を取材すると。
(大石)「こちらはどんな課?」
(名古屋市役所 健康福祉局 健康部・山田悠貴担当課長)
「感染症対策課という課です。健康被害があった方の申請いただき、書類を確認させていただいているところ」
昨年度までに、約200件の申請が寄せられている名古屋市の担当課では、患者から送られてきた山積みの書類が。

(大石)「分厚い束になっているものもあるが、1人でもすごい量だと患者さんから聞いたが、どのくらいになる?」
(山田さん)「人によってかなり違いますが、こちらは段ボール1箱で1人分になります。多い方だと7000枚、8000枚という方もいらっしゃいますので、負担があると思っています」
大量の書類。カルテや診断書の発行には、かなりの費用がかかりますが、名古屋市や愛知県では、その補助制度も設けています。
