私たちは、医療を信頼して命を預けますが、その現場で、事故は相次いでいます。一体なぜなのか。
「自分が医療事故の“遺族”になるなんて、全く思ってもいなかった」
こう話すのは、去年8月、3歳だった娘の夢唯(むい)ちゃんを医療事故で亡くした母親です。遺伝性疾患の難病「ヌーナン症候群」で、生まれつき心疾患のあった夢唯ちゃん。


入院や通院を繰り返しながらも、姉や、妹と遊ぶことが大好きな女の子でした。
(夢唯ちゃんの母親)
「私が疲れていたり、落ち込んでいる時は、グーっと抱きしめてくれる。生まれた直後は不安だったけど、不安はなくなっていたし、普通の子たちと何も変わらないと思いながら生活していました」










