リアルさに思わずしゃがみ込む
そして、災害体験は仮想現実でも。
高精度でリアルさを追求した「災害体験VR」。TOPPANが、自社の印刷技術をもとに開発しました。
実際に装着してみると…目の前には巨大地震が起きたすぐ後の、港町の光景が。
(やす子さん)
「火事がおきていますね」
頭の動きに合わせて風景も動き、没入感が高まります。
(やす子さん)
「怖い。見られない…津波が来ているんだ。うわ、車も流れてきた」

そのリアルさに思わず目をそらし、しゃがみ込むやす子さん。VRは災害の怖さと同時に、適切な避難をすれば、命は守れることを伝えています。
(やす子さん)
「かなりリアルでした。自分が体験しているような視点は初めて。怖さもわかるし、新しい世界だった」
このVRは約23万円で販売されていて、すでに各地の防災イベントなどでも活用されています。
