壁は黒ずみ、周りには瓦礫…空襲で焼けた跡

写真の松坂屋をよく見ると、壁は黒ずみ、周りには瓦礫が。

その原因は、終戦間近1945年の名古屋空襲。
松坂屋が煙を上げながら燃えている様子が、克明に記録されている。

その爪痕が、今も屋上にあります。
案内されたのは、社員もめったに立ち入らない、ある部屋。

(若狭)「うわ黒い!この『すす』みたいになってるのが全部…」
(中島さん)「戦争の時に燃えて残った跡になります」
(若狭)「いまだに残っているんですね。触っても大丈夫ですか。『当時のすす』だと思うと、感慨深いものがある」