患者会を設立 自らも後遺症に苦しむ…
(大石邦彦アンカーマン 以下:大石)
「アメリカ・ユタ州のサラトガスプリングスという街に来ています。雄大な山々が見え、まだ雪も残っています。手前にはユタ州最大の湖、ユタ湖も広がっています。実はこの街に新型コロナワクチン患者会のアメリカのトップがいらっしゃいます」

(ブリアン・ドレッセンさん)
「針を刺されて引っ張られるようなひどい頭痛。手は焼けるように熱くめまいがします。接種前の生活を思い出せません」
アメリカ・ユタ州に住むブリアンさんは2020年11月、ワクチンの治験に参加。その直後から異変が起き今も体調不良に悩まされています。2021年に患者を支援する組織『REACT19』を設立。

(ブリアン・ドレッセンさん)
「私たちがこの問題を解決できない理由はありません。大金や権力がなくてもできます。患者会の広がりは本当に重要なことだと思います」


現在会員3万6000人を超える大きな組織で、運営はすべて寄付でまかなわれ、これまでに約100万ドル(1億5千万円)もの支援を患者に行っています。