SNSでつながる世界の患者会

(患者の会 副代表 神谷潤子さん)
「みなさん街頭に出たり、街頭に出られない方も周りの人に説明したりして、みんななんとか、自分たちの実態を知っていただいて、なんとか変わってもらえないかという思いで(集めた)。実物を見ると、ひとりひとりの思いが入っていて、ありがたいなと思う」

近々国に提出すると言います。この3年余り、国内でワクチン被害の実態を訴えてきた患者の会ですが、その輪がさらに広がろうとしています。

(患者の会 副代表 神谷潤子さん)
「こんな共同体がありまして、これは新型コロナワクチンを打って、長期に渡る健康被害がある世界の患者会の共同体として設立されたものですね」

2024年11月に共同で設立された世界の患者会の連合体。アメリカやオーストラリア、日本などが加盟。

世界各国に存在する患者会が今年連携したのです。

(患者の会 副代表 神谷潤子さん)
「欧米の国を中心に患者会が立ち上がっていて、その方たちがSNSで繋がって、こういうもの(CVIA)を作ろうと。ベルギー、カナダがあるんですけど。ここに日本も入れていただいて」

現在、日本を含めた世界23の国と地域の25団体が参加し、患者の救済を訴える共同声明も出しました。

(患者の会 副代表 神谷潤子さん)
「アメリカの『REACT19』というチームなんですが、この方がリーダーのブリアンさん」

その中心人物がアメリカで患者会を設立したブリアン・ドレッセンさん。私たちはその実情を取材するため、アメリカへ向かいました。