愛知県岡崎市の中心部を流れる乙川沿いで、早咲きの河津桜がようやく満開となっています。

この河津桜は2001年に地元の市民グループが乙川の堤防沿いに植樹したもので、地元では「葵桜」の愛称で親しまれています。

ことしは寒さの影響で先週末までは2~3分咲きでしたが、今週に入って一気に開花が進み、例年より約3週間遅れて満開となりました。

きょうは満開の桜を見ようと多くの見物客で賑わい、散策をしたり写真を撮ったりしながら春の訪れを感じ取っていました。

(見物客)
「岡崎でこれだけの河津桜が見られるところはすごい。岡崎の誇れるところだと思います」

川沿いの800メートルに及ぶ河津桜の桜並木は、来週いっぱい楽しめそうだということです。