岐阜県飛騨市の道の駅「飛騨古川いぶし」が経営不振などを理由に廃業することになりました。
「飛騨古川いぶし」は、飛騨市古川町と高山市とを結ぶ県道沿いにあり、2003年に道の駅に登録され、翌年に特産品の販売や飲食店の営業などが始まりました。


飛騨市によりますと施設は地元の組合が運営してきましたが、経営不振などからおととし11月に休業。組合も去年10月に解散していました。
地元から市に道の駅廃止の申し出があり、岐阜県などと協議し、国に登録取り消しの手続きを行うことになったということで、取り消しは全国で5例目、東海三県では初ということです。


飛騨市は「交通網の変化で周辺の通行量も減った。運営を引き継ぐ会社を募ったりもしたが、実現しなかった。廃業は残念」としています。
