100mしかないのに“道道指定”

続いて2人は、標津川の南へ。「標津の街中に面白い道がある」とかずまるさん。訪れたのは、標津町の中心部。

(道マニア・かずまるさん)
「ここから道道737号。国道244号とぶつかって終わり。全長100mくらい」

一般的に都道府県道は、数キロから数十キロの道路に指定されることが多いところ、道道737号はたった100mしかないにも関わらず道道に指定されています。

(道マニア・かずまるさん)
「正式名称は、『北海道道737号標津停車場線』。停車場線というのは、昔駅があった場所と近隣の国道を結ぶ道のことで、かつてここには根室標津駅があった」

昔から野付半島と標津町周辺は漁業が盛んで、根室湾でとれた海産物を鉄道で運ぶために多くの人が根室標津駅を利用していたそう。そんな地域の主要駅と主要道路を結ぶ道が造られ、距離が短くても重要な道だったため北海道が管理する道道に指定されました。