突然起きる「道路の陥没」。その原因と対策方法を調査しました。

2016年、名古屋市千種区の道路に長さ2m、幅2m、深さ1.5mの穴が出来ました。

また、2017年には、名古屋市中区・錦でも長さ20cm、幅20cm、深さ25cmほどの陥没が発生しました。

主な原因は、やはり「下水道管の老朽化」でした。

(名古屋市上下水道局 氷室敦さん)
「全体で50年以上過ぎた(下水道)管が、4分の1ほどある」

名古屋市上下水道局によりますと、市が管理する下水道管の総距離は、約7900kmで、この4分の1が、すでに耐用年数とされる「50年」を超えています。

しかし、限られた予算で対処するためには、毎年「45km」ずつしか下水道管の取り換えはできません。そこで…