愛知県初の「公立中高一貫校」の入学者の合格発表が1月24日に迫る中、倍率が「17倍」と注目された「明和高校」の内部を取材しました。

名古屋市東区にある愛知県立明和高校。江戸時代から長い歴史を受け継ぎ、ことし4月に愛知県で初めて公立の中高一貫校の1つになります。

1月11日に一次選抜が行われた、定員80人の明和高校附属中学の「普通コース」の倍率は、なんと17倍でした。

この春から中学校の校長も兼務するかもしれない、明和高校の栗木校長に校内を案内してもらいました。

現在、教室棟は建て替え工事中で来年11月に完成予定。この春に入学する生徒たちはグラウンドに建てられた仮設校舎で授業を受けるそうです。

(明和高校 栗木晴久 校長)
「中学校の独立した校舎を建てようと思っても土地が少ないので中高一体の校舎が良い。日常的に校舎の中で中学生と高校生が交流することになるので相乗効果も期待できる」