ことし、夏に続いた猛烈な暑さで、ミカンやアワビに深刻な影響が出ています。

0.8ヘクタールの敷地でミカンを栽培する、愛知県東海市の宮田農園。この時期、「極早生」のミカンの収穫作業が盛んに行われています。

しかし、ことしはある異変が生じているそうです。

(宮田農園 柿崎敏弘さん)
「夏の暑さが原因で、青いままの実が残ってしまっている」

極早生ミカンの収穫は、例年だと11月中旬にはほぼ終わっているそうですが、ことしは、まだ半分以上が収穫できていません。

(柿崎さん)
「もしかすると、11月下旬まで青いままだと廃棄することになる」

ミカンが色づくには、一般的に最低気温が15℃を下回る必要がありますが、ことしは最低気温がなかなか下がらなかった影響で、色づきが悪く、まだ出荷できないという状態が続いています。

夏の暑さの影響はさらに…