仕入れ値が高騰…「こんな値段は初めて」

農林水産省が10月18日に発表した、2024年産の米の9月の「相対取引価格」、JAグループなどの集荷業者が卸売業者に販売する価格は、全銘柄平均で玄米60キログラムあたり2万2700円でした。

これは前年の同じ月と比べ7409円もプラスとなり、現行の調査を開始した2006年産以降、2万円を超えたのは初めてで過去最高となっています。

農水省は資材価格の高騰や、この夏にスーパーでコメが品薄になるなど、需給が引き締まり、新米の集荷競争が起きたことが要因だと分析しています。