これからどうなっていくのか…銀行の頭取を直撃した!
そして…
【名古屋・中区 3月27日】
(大石アンカーマン)
「いよいよ金利上昇局面に入りました。これからどうなっていくのか銀行の頭取を直撃します」


名古屋銀行の藤原一朗頭取。
異次元の金融緩和終了で、銀行はどう変わるのか。

(名古屋銀行 藤原一朗頭取)
「本来金利がマイナスになるというのはあり得ない世界ですから、今回マイナス金利政策が解除されたことによって、金融政策が正常化することは良かったことだと受け止めています」

日銀の政策転換を受けて、名古屋銀行での普通預金金利は0.001%から0.02%と一気に20倍に。預けた利息は増えますが、同時に企業などに貸し出す際の金利も今後上がっていく可能性があります。

(名古屋銀行 藤原一朗頭取)
「物価と賃金の好循環が生まれれば、結果的には日本経済にとってもいいことになる。過渡的な時にはいろんな悩みもあるかもしれないが、10何年ぶりのこういう局面ですから、うまく生かしていい状態に持っていきたい」


(大石アンカーマン
「これから世の中はよくなりますか?」
(名古屋銀行 藤原一朗頭取)
「良くなる、良くなってほしいと思う。良くしていくために、私たちも努力して地域の皆さまの役に立っていきたいと思う」

金利の「ない」世界から、金利の「ある」世界に変わった日本。
これで景気は良くなるのか…目が離せない状況が続きます。


2024年3月28日放送 CBCテレビ「チャント!」より