
亡くなった娘・真理子さんもそのメッセンジャーの1人です。
被害者の父 江角弘明さん
「できる間はやっていって、皆さんに、特に中学生・高校生のところに私は話しに行きたいなという風には思っています」
ツアーコンダクターになるのが夢で、生きていれば、40代半ばとなっていたはずの真理子さん。
母親の由利子さんが、今なお癒えぬ、胸の内を綴りました。
「真理子へ。あの日から、やがて、24年。なぜ、二十歳で命を落とさねばならなかったのか?なぜ、娘の真理子だったのか?答えは見つかりません。生きていれば、英語を使って世界中を回っていたはず。結婚して、子供もいたはず。今は、生命の大切さを伝えるメッセンジャーとして、日本中を旅している真理子。もう一度、会いたい! 母より」
ひとたび事故を起こせば、被害者も、加害者も、人生を狂わすことになりかねない飲酒運転。
見かけたら警察に情報提供をするなど意識を高めることも求められています。