小学校に新たに導入されている英語やプログラミング学習などを例に挙げ、「できないといけないことができなくなっている」などと指摘。そのために必要なこととして、次のように述べました。

島根県 丸山達也 知事
「早く学習指導要領を見直して欲しい。中身を減らして、学校の先生も習熟できてない子どもさんをフォローアップする態勢と、(一方で、)もしかするとできているからプログラミングだって英語だってやりたい、やれる余裕がある子どもに対して、そういう意味での習熟度学習みたいなのだってあっても良いと思う」

学習内容が追加され続け肥大化しているとして、学習指導要領の見直しを求めました。

島根県 丸山達也 知事
「今のやり方だと50%しか今の算数の問題解けないでしょ。
その中の英語まできちんと習得できている人が仮に(その半分の)25%で、さらにプログラミングだなんだって、そんな話になった。さらに半分になって12・何%しか習得できてないんだったら、学習指導要領クリアしてる子って1割ほどしかいないってことになるわけですよ。
9割の人が学習指導要領で求められてることを習得できてなかったら、学習指導要領なんて、そんなの1割の人のためのものですよね」

知事は、一旦つまずいた子どもが挽回の機会もなく放置されかねないような余裕のない学習状況だとして、強く疑問を呈しました。