島根県江津市桜江町で道路法面の修繕工事をしていた男性(41)が落下する労災事故がありました。男性はドクターヘリで、出雲市内の病院に救急搬送されましたが、搬送時、意識はあったということです。けがの程度など、詳細は明らかになっていません。

事故があったのは、江津市桜江町江尾地内の県道・皆井田江津線の法面修繕の工事現場です。

島根県によりますと、15日午後2時40分頃、男性が道路の法面修繕工事でモルタルを吹き付ける作業をしていたところ、墜落を防ぐために装着していた太さ2センチほどの繊維製の綱が切れ、男性は高さ8メートルの地点から路面に落下したということです。

男性は現場からドクターヘリで、出雲市にある県立中央病院に救急搬送されましたが、搬送時、意識はあったということです。

島根県は、適切に安全対策がとられていたかなど、詳しい事故の原因などを調べています。