新型やくもは、人気の夜行列車「WEST EXPRESS銀河」と同じデザイナーが手掛けていて、車両公開時には次のようにデザインの狙いを説明していました。

車両デザインしたイチバンセン 川西康之 代表取締役
「やくもの伸びしろは子育て世代。お子様連れのお客様にとって、より使い勝手が良いやくも号目指そうと」

入江直樹 記者
「ビジネスのやくもとは性格が変わって来ています。家族連れ・子ども連れがターゲットになっているようです」

やくもへの新型車両導入について、JRも大きな期待を寄せています。

JR山陰支社 佐伯祥一 支社長
「ビジネス、ご旅行、様々なシーンでご利用頂きたいです。山陰の良さを味わってリピーターを増やしたいと思います」

新型やくもは来年春以降、現行やくもから順次変わる予定で、「酔いやすい列車」の汚名をそそぐ新型やくものデビューが、観光客増加に向けても待ち遠しい所です。